2008.07.10埼玉スタジアム 天候 曇
埼玉スタジアムの正面玄関。知らない人がこの看板を見たら、何と思うのでしょうか。
ヤマハ・・・サッカー場で・・・・何やってんのかなー・・・うーん・・・
NEW TMAX 商品研修in埼玉スタジアム
どうも!いつも大変お世話になっております、ヤマハバイク専門店YSP杉並南 店長@早瀬です。
行ってきました、埼玉スタジアム。現場は曇り空ではありますが湿度が高く大変に蒸しており、メットやウェアの中はじっとりと汗ばむ、絶好の試乗日和でありました(笑)
さて、WEBや雑誌等で皆様におかれましては、よくご存知。そうです!TMAXがフルモデルチェンジを致しました。
昨年の東京モーターショーにて鳴り物入りで、その全貌を明らかにした事は、まだ記憶に新しい所であります。
様々な部分が新しく生まれ変わり、更に熟成を増したといった感じでした。
新しくなった部分のご紹介や、店長@早瀬の試乗インプレッションもお伝えいたしますので、最後までお付き合い願えれば幸いでございます。
前TMAXのフレームがパイプフレームだったのに対し、NEW TMAXは新設計アルミダイキャストフレーム。このガッシリした骨格が、ライディング中の車体安定に大きく貢献しております。
ナント!バッテリーがフロント位置に!現在TMAXオーナーの方はよくお解かり頂けますよね。
ここで一つ、重要な点を押さえておきましょう。
フレームがアルミダイキャストになり、より高い車体剛性を生み出します。
前TMAXの車体剛性も優れていた為、良い意味で乗った感じ、最初は解かり難いかもしれません。しかし確実にフレームの剛性感は上がっており、前後のタイヤの接地感が更に増しております。
因みに剛性力のないフレームですと・・・
一概には言えませんが解かりやすく表現をしますと、ライディング中に車体がコーナー入り口にさし掛かったあたりからバイク本体の安定が薄らぎ、ライダーは不安の底に突き落とされます。
違う言い方をすれば、地面へのタイヤ接地感が無くなり、どこまでアクセルを開けていいのか、また、どこまでバンクさせていいものかが解からなくなってしまう状態です。
しっかりと100%空気を入れたゴムボートをTMAXに例えると、剛性力に劣るバイクは、空気の抜けた「フニャリ」とした感じになってしまい、ガッシリ感が無い・・・と言う所でしょうか。
あいかわらず、ヘンな例えだねー
好き嫌いはありますが、フレーム剛性は高いほうが良いと思えます。
新しいTMAXのダイキャストフレーム、これは優れものであります。
チョットわかり難いですが、バッテリーが前に付いてますね。
さらにさらに、
フロントサスの径が太くなり、フロントタイヤの径がひとまわり大きくなったので、より一層アグレッシブなスポーツライディングを安心してお楽しみ頂けます。
また車体剛性が上がった事により、タンデムの快適性もさらに向上。ライダー本人は勿論、パッセンジャーの方も安心で快適であります。
それではTMAXでは必ず話題となる「足付き性」はどうなったでしょうか。
まず、こちらの写真をどうぞ。
こちらはNEW TMAXのシート。前TMAXに比べ、両サイドがかなりシェイプされております。
こちらは前TMAX。NEWに比べると、ボリューム感があります。
今回はヤマハ発動機販売の超スーパーモデル、身長167cmの田村さんにご協力頂きました。
NEW TMAXです。
足付きに余裕が感じられます。バックビューも素敵ですよ、さすがヤマハの超ウルトラスーパーモデル!
忙しい中ご協力、感謝です。
こちらは前TMAX。NEWに比べるとチョットキツそう・・・
前TMAXのバックビュー。こうして眺めると、NEWの方が足付きが良いのか・・・
ということで、ヤマハの田村さんにご協力頂きました。
田村さんもNEW TMAXの方が足付きが良いとのコメントでした。
しかしながら・・・
NEW TMAXの方がシート高が(少しですが)スペック上では高いのです。
前の画像の通り、NEW TMAXはシート形状が非常にシェイプされており、脚が外に広がらず地面に付く為、結果「足付きが良い」という事になるのでしょう。
私も同感でした。
何かと問題視されてきた足付き性の不評が、これで少しは緩和できたかと思います。
短足の私にとっては、嬉しいニュースであります。
続きまして。
シートは、このように開きます。
メットインスペースの大きさは前・NEW、ほぼ同じです。
シートの開閉は、今までと反対の方向から開きます。(なんか新鮮でした)
お待たせしました、試乗です。
埼玉スタジアムの広大な駐車場にコースを造り、走りました。スピードはあまり上げられないものの、NEW TMAXの魅力は十分に堪能できました。
ズバリ。
「車体剛性の向上により、ライダーが安心して車体をフルバンクさせ、思い切りコーナーを走り抜けられる」
といったイメージです。
前述したとおり、前TMAXの完成度が非常に高かった為、今回のTMAXの進化が、解かり難いかもしれません。しかし、進化した一つ一つを噛み締めながら試乗をすると、飛躍的に向上した箇所がいくつもありました。
ブレーキの向上もその一つです。新しいキャリパー(異径4ポット・アルミ鋳造モノブロック式と言います)を採用。カッチリ感が増したブレーキング性能は更に向上しており、ブレーキレバーを握った瞬間、ライダーに伝わってくるリニアな感じは絶品であります。
またフル・ブレーキング時のフロント部分の安定性レベルが、はっきりと体感できました。新キャリパーの採用、フロントタイヤのインチアップ化に伴ったフロントフォークインナーチューブ径の拡大が、フロント部分の安定性に大きく貢献しているという事は否めない事実であります。
乗りやすくて、速くて、扱いやすくて・・・・
そんな事は当然の事であり、そのような低次元的要素はこのNEW TMAXには求められてはいないのです。
もっともっと、更に高い次元の課題「全てのシーンに於けるライディングの快適さ」を要求され、見事その要求にこのNEW TMAXは応えたのであります。
ヨーロッパ諸国にて、販売実績首位を独走。似せたモノはいくつかありましたが、ここまでスポーツ性能向上の為のディテールをまとったスポーツ・コミューターは他に類を見ないと思えます。
また、これ程までに全世界、数多くのライダー達を満足の頂点に導く究極のスポーツ・コミューターは、後にも先にもこのTMAXだけなのでしょうか。
TMAXを超えるものはTMAXしかないのであります。
近々に試乗車をご用意させて頂きますので、みなさま是非一度このNEW TMAXにお乗り頂き、ジワジワと伝わる進化の鼓動を感じ取って下さい。
NEW TMAXの魅力をお客様と一緒に語り合えれば、幸いでございます。
只今先行予約を受け付けております、ご質問等がございましたらお気軽に店長@早瀬までご連絡を下さい。
お電話、ご来店、心よりお待ちしております!
ヤマハバイクのご購入はYSP杉並南でお願いします。
コメント